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バイオティクス?

Antibiotics 抗生物質

抗生物質は細菌感染症を治療する大事な薬です。ただしウイルスをやっつけることは出来ませんので、インフルエンザ・ウイルス性胃腸炎・一般的な風邪など、ウイルス感染症には効果がありません。加えて、感受性がある細菌ならば体中の良い菌も悪い菌も殺してしまい、細菌感染症は治りますが、胃の不調や下痢や外陰部感染症などの副作用を起こすことがあります。

Probiotics プロバイオティクス

実は私たちの身体は常に細菌で満たされています。細菌は病気を引き起こす悪いものとして考えられがちですが、健康に役立つ菌や酵母もあり、プロバイオティクス(善玉菌)と呼ばれています。プロバイオティクスはヨーグルトや発酵食品など食べ物にも含まれます。抗生物質を飲んだ場合など腸内の善玉菌が減ってしまったときは、プロバイオティクスを摂ることで補うことが出来ます。

Prebiotics プレバイオティクス

プレバイオティクスは非消化性の食物繊維で、善玉菌の成長を促進させる働きがあります 。ニンニク、アスパラガス、豆、 チコリ、玉ねぎ、アーティチョーク、タイガーナッツ、全粒小麦食品などに含まれます。

Psychobiotics サイコバイオティクス

プロバイオティクス(善玉菌)は、私たちの気分や脳機能にも好影響を及ぼす可能性があります。マウスを使った動物実験ではプロバイオティクス(善玉菌)のストレス緩和効果が実証されており、ヒトの研究でも同じ結論が見られ始めています。
このように気分や脳機能に良い影響が期待できるプロバイオティクス(善玉菌)はサイコバイオティクスと呼ばれています。サイコバイオティクスはGABA (鎮静作用) やセロトニン (幸福感) のような神経伝達物質を生産することによって脳に影響を及ぼし、ストレスホルモンであるコルチゾールを減らし、オキシトシン(抱擁ホルモン)を増やすとされています。 サイコバイオティクスに関する研究はまだ予備段階であり、ヒトに関する更なる研究が進むことが期待されます。