麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

大寒
一年で最も寒さが厳しい頃

款冬華さく(ふきのとうはなさく)1/20~1/24頃
ふきのとうが顔を出す

水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)1/25~1/29頃
沢の水が凍り厚く張りつめる

鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)1/30~2/3頃
鶏が卵を産み始める

一年で一番寒さが厳しい頃、真牡蠣が旬を迎えます。

牡蠣には良質のたんぱく、グリコーゲン、ビタミンB12、タウリンなどが含まれますが、ミネラル特に亜鉛が豊富なのが特徴です。
亜鉛は体内の300種類以上の酵素の活性化に必要で、細胞分裂・蛋白の合成・エネルギー産生など、細胞のあらゆる働きに不可欠なのですが、体内で合成することが出来ません。また、含まれる食品も少なく、食べても吸収率が低いため、気付かないうちに不足する可能性がある栄養素です。
亜鉛が不足すると全般的な身体機能低下につながるため、さまざまな症状が表れます。

亜鉛不足の症状

・味覚障害:人間は舌にある味蕾で味を感じますが、味蕾には亜鉛を必要とする酵素が豊富に分布しています。亜鉛が不足すると、味蕾の機能が損なわれて味が分かりにくくなります。味覚は亜鉛不足に敏感です。お薬(制酸剤、抗生物質、降圧利尿剤、冠血管拡張剤など)で亜鉛の吸収が妨げられて味覚障害を引き起こすこともあります。

・皮膚症状:コラーゲンの合成には亜鉛が必要であり、不足すると皮膚が乾燥したり傷が治りにくくなったりします。

・脱毛:亜鉛不足による毛根の細胞分裂の低下は、脱毛の原因になります。

・生殖機能への影響:生殖細胞は細胞分裂が活発なため、亜鉛不足により機能が低下する可能性があります。

・ホルモン分泌への影響:成長・成熟・基礎代謝・妊娠の維持などに関わる、種々のホルモンの分泌に亜鉛が必要であり、不足はホルモンの働きの障害に繋がります。

・貧血:血液も血液細胞と言う細胞です。そのため亜鉛が不足すると細胞分裂が満足に行われず、貧血を起こす可能性があります。

・精神神経症状:亜鉛不足は、元気が無い、記憶障害、情緒不安定、手の振るえなどの原因になることがあります。

・免疫力の低下:亜鉛は免疫細胞の活性化に必要です。亜鉛が不足することで免疫細胞に外敵の存在が伝わらず、免疫力が低下することがあります。

亜鉛が不足する原因

●子供:偏食、過度の運動。

●大人:偏食、過度の運動、慢性肝炎・糖尿病・クローン病・慢性腎臓病などの疾患、関節リウマチやパーキンソン病の薬。

●妊婦、授乳婦:亜鉛の必要量が増加する時期。摂取量が不足。

●高齢者:食事量が少ない、慢性肝炎・糖尿病・クローン病・慢性腎臓病などの疾患、関節リウマチやパーキンソン病の薬。

●過度の飲酒:お酒を体内で分解するときに亜鉛が必要です。アルコールをたくさん飲む方は亜鉛が不足しがちです。

亜鉛不足にならないように

亜鉛が多く含まれる食品は、牡蠣、煮干し、豚レバー、卵黄、ナッツ類、チーズ類など。
レバーや牡蠣などは、毎日食べるタイプの食品ではないですね。亜鉛は微量で効果を発揮しますので、このような食品を毎日沢山食べる必要はありません。偏食無く食べるのが一番のようです。
時々、亜鉛を意識して食品を選んでみて下さい。

また、亜鉛不足の症状は『ちょっとした体調不良』と捉えられ、見逃されることがあります。亜鉛は血液検査で濃度が測定でき、亜鉛不足と診断された場合には、補充するお薬もあります。いずれかの症状にお気づきの場合は、医療機関にご相談下さい。

注意:サプリメントなどで亜鉛を過剰摂取し血中濃度が上限値を超えてしまった場合、胃腸障害、腎機能障害などの症状が出ることがあります。医師の指導のもとで内服されることをお勧めいたします。
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