麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

冬至
一年で最も昼が短く夜が長い頃

乃東生ず(なつかれくさしょうず)12/21~12/25頃
うつぼ草の芽が出る

麋角解つる(しかのつのおつる)12/26~12/30頃
大鹿の角が生え変わる

雪下麦を出だす(せつかむぎをいだす)12/31~1/4頃
降り積もった雪の下で麦が芽を出す

冬至は一年のうちで一番昼が短く夜が長いころ。この時期を境に徐々に昼が長くなっていきます。昔の人は弱まった太陽の力が回復していくと捉えたようです。

『一陽来復』は、古代の中国の書に出てくる言葉で、陰が極まって陽が生ずることを表しています。冬至で極まった陰が一転、陽に転じていくと考えると、新暦・旧暦の新年が近いことも重なって、希望が満ちてくる気がします。

そんな冬至には、ゆず湯に入ったり、かぼちゃや小豆粥を食べる習慣があります。

ゆず

ゆずにはビタミンC、ビタミンA、香気成分(リモネン、シトラール、ピネン)などが含まれます。冬至の日のゆず湯は、邪気をはらい無病息災を祈る庶民の行事ですが、ゆずの体を温める効果・リラックス効果がそれに繋がったのですね。

かぼちゃ

かぼちゃにはβ-カロテン、ビタミンB1、B2、C、E、ポリフェノールなどが含まれています。β-カロテンには粘膜などの細胞を強化して、免疫力を高める働きがあります。また、β-カロテン、ビタミンC、E、ポリフェノールには抗酸化作用があります。無病息災です。

あずき

あずきにはビタミンB1・B2、食物繊維、サポニンなどが含まれています。ビタミンB1・B2は体内で糖質(でんぷん)や脂肪を分解しエネルギーに換えるのに必要な栄養素で、これが不足すると体がだるくなったり口内炎になりやすくなったりします。食物繊維は便通を整え、サポニンはせき、痰、二日酔い、むくみに効果があるとされています。やはり無病息災です。
また、この節気は新暦の1月1日を含みます。新年には長寿を願ってお屠蘇が飲まれます。お屠蘇には、白朮/蒼朮(身体の余計な水分を取る)、防風(解熱鎮痛)、桔梗(鎮咳、排膿)、陳皮(利気、健胃)、桂皮(発汗、健胃)、山椒(健胃、身体を温める)、大黄(便通を整える)、丁字(身体を温める)、茴香(健胃)などの薬草が使われます。身体を温め、健胃・風邪予防効果で邪気を祓ったようです。

寒さが厳しいこの季節、昔は体調を整えるのが難しかったのでしょう。季節の節目にこのような邪気払いの工夫が凝らされてきました。

この季節の邪気のひとつといえるのがインフルエンザ。毎年この頃に感染がピークを迎えます。

もし、インフルエンザと診断されたら

●栄養と休養を十分にとり、免疫力を維持して下さい。
ことさらたくさん食べる必要はありませんが、発熱やおなかの症状で食欲が落ちたときは、食べやすい消化のよいものを少しずつ、回数を多く食べるようにして下さい。のどが痛いとき、熱がある時などは、少量でしたら、のど越しが良いアイスクリームやプリンなども良いかと思います。発熱で身体の水分が奪われます。経口補水液など水分も充分に摂るように工夫してください。過労・睡眠不足はからだの抵抗力を弱めます。一番の薬は休養・睡眠とお考え下さい。

●回復を早めるため、周囲への感染拡大を防ぐためにも、お仕事や学校を休むことも大切です。学校保健法で決められた登校停止期間を守って下さい。会社員の方は会社の決まりに従ってお休みして下さい。

●医師の指示に従ってお薬(抗インフルエンザウイルス薬など)を使ってしっかり治療しましょう。発熱、関節痛、のどの痛み、咳など症状が強く辛い場合は、お薬で緩和することも出来ます。

●高熱がなく、寒気やだるさがない時は入浴をしてもかまいません。ただし、長湯で体力を消耗しないように、また、湯冷めしないように気をつけて下さい。
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