麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

立冬
冬の気配を感じ始める頃

山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)11/7~11/11頃
さざんかの花が咲き始める

地始めて凍る(ちはじめてこおる)11/12~11/16頃
大地が凍り始める

金盞香し(きんせんこうばし)11/17~11/21頃
水仙の花が咲き始める

気温が下がり、山茶花の花・水仙の花が冬の訪れを感じさせる季節。
寒さとともに風邪が流行り始めます。

風邪の始まりはほとんどがウイルス感染です。ウイルスは鼻や口から進入し、身体の免疫力が対抗します。ウイルスが大量のとき、もしくは免疫力が低下しているときはウイルスが勝ち、感染成立→増殖→症状が出る経過を許してしまいます。

その後も免疫力がウイルスと戦い続け、体力がしっかりしていれば、7-10日ほどで自力で治っていきます。微熱、倦怠感、鼻水などの風邪症状は、この免疫反応によるもので、治ろうとする過程を示します。良くなるかどうかは免疫力頼みのところがありますから、体力が落ちている場合はなかなか治らず、重症化することがあります。

現在、風邪ウイルスに効く薬は(インフルエンザ以外)ありません。ですので、風邪を治す薬=ウイルスをやっつける薬は無いとお考え下さい。

一般的に処方される風邪薬は症状を緩和するのが目的です。のどが痛いならのどの炎症を鎮める薬、咳が辛いなら咳止め、痰が出にくいなら切れやすくする薬、という風にお出しします。後出しじゃんけんみたいな感じです。これは風邪を引いている間なるべく楽に過ごしていただき、風邪を治すほうに体力を使っていただきたいと考えての処方です。ですので、症状が無いうちから色んな作用の薬を飲み始めるのもあまり有効ではありません。

また、以前から言われていることですが、ウイルス感染である風邪の引き始めに対して、細菌を殺す薬である抗生剤は効果がありません。風邪初期に抗生剤を飲んでも、早く治るわけではなく、副作用が出たり耐性菌(抗生剤が効かない菌)が残ってしまったりと、不都合なことが起きやすくなります。

風邪に対する抗生剤の使用は控えよう、という提言が米国小児科学会や日本の厚生労働省からも出されています。

風邪はウイルスとの勝負。罹るも治るも免疫力しだいと考え、体力維持を基本にお考え下さい。

風邪対策には

・まず第一に体力を維持。しっかり眠ってバランスよく適量食べて下さい。過労、睡眠不足は禁物です。殊更たくさん食べる必要はありませんが、食欲が落ちた場合は食べやすいものを工夫して下さい。

・暖かくして身体を冷やさないように。体温が下がると免疫力も下がります。

・手にウイルスが付いています。手洗いを習慣づけて下さい。

以下のような場合は医療機関にご相談下さい。

・風邪の症状が改善する様子が無く長引くとき、一旦良くなりかけたのにまた悪化したとき
→風邪に引き続く細菌感染(二次感染)が疑われ、抗生剤が必要な場合があります。

・症状が強くて辛い場合
→楽に過ごしていただけるように症状緩和のお薬が処方されます。同時に、溶連菌・マイコプラズマ・百日咳・インフルエンザなどの特別な風邪かどうかの判断が必要です。

・高齢の方や慢性疾患をお持ちの方
→感染が重症化しやすく注意が必要です。早目の治療が必要な場合があり、症状や体調を見極めた診断が必要です。

・乳幼児の方
→症状の進行が早く重症化することもありますので、活気が無い・ミルクの飲みが悪いなどが見られましたら、早めに小児科へご相談下さい。
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