麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

寒露
草木に冷たい露が降りる頃

鴻雁来る(がんきたる)10/8~10/12頃
雁が北から渡ってくる

菊花開く(きっかひらく)10/13~10/17頃
菊の花が咲き始める

蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)10/18~10/22頃
秋の虫が戸口で鳴く

草木に冷たい露が降り、初雁や虫の声が季節の進みを感じさせてくれるこの節気には、菊が咲いて、旧暦の重陽の節句があります。

季節の節目である五節句には、1月7日人日の節句(七草粥)、3月3日上巳の節句(桃の節句/雛祭り)、5月5日端午の節句、7月7日七夕の節句、9月9日重陽の節句があり、それぞれに大切な意味がこめられています。

9月9日は、一番大きな陽数(奇数)9が重なるので「重陽の節句」と呼ばれ、不老長寿や繁栄を願う行事が行われてきました。この季節に咲く菊には邪気を払い長寿や若返りをもたらす力があると考えられていて、古くは菊酒、菊枕、被せ綿(きせわた)などがこの節句にあわせて行われてきました。華道では節目節目に、その季節の象徴とされる花1種のみでお生花(おせいか)を生けますが、重陽の節句では菊が使われます。

菊を生けるとき、ちょうど良い長さを見定めて、、、パキン!と手で折ると、独特のさわやかな香りが広がり、手にもその香りが移ったのを覚えています。
菊にはいろいろな香気成分が含まれており、それらには清熱、解毒、鎮痛、消炎、抗菌、鎮静効果があるとされています。

お酒に入れて、枕にして、綿に香りを移して。菊を使った古くからの風習にも実際の効果があったのですね。

菊酒

本来は菊を漬け込んで作られましたが、今はお酒に菊を浮かべて飲むことが多いようです。解毒、消炎鎮痛、抗菌作用が長寿をもたらしたのでしょうか。

菊枕

菊を詰めた枕で眠り、邪気を祓います。菊の香りの清熱・鎮静作用で良く眠れたのでしょう。今で言うところのポプリやアロマセラピーですね。

被せ綿(きせわた)

重陽の節句の前日に庭に咲く菊の花に真綿をかぶせ、翌朝、露と菊の香りを含んだ綿で、顔を清めると老いを払い(顔が若返る!?)、身体を清めると長生きできるとされました。

近年の風習なのだと思いますが、
菊湯

湯船に菊を浮かべて入る季節風呂です。菊の香りのハーブバスですね。菊の芳香成分が、血行を促進するので、夏の疲れをほぐすのに良いお風呂です。

菊合わせ

菊を持ち寄って優劣を競います。この時期になると、菊まつりや菊人形展が各地で開催されています。関西出身の方には『ひらかたパーク!!』とすぐにピンと来るのではないでしょうか。『重陽の節句の行事』とは知らないままに、実は身近にお祝いしていたようです。
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