麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

立夏
さわやかな風が吹き緑が美しい夏の始まりの頃

蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)5/5~5/9頃
かえるが元気に活動し始める

蚯蚓出ずる(みみずいずる)5/10~5/14頃
ミミズが土の中から出てくる

竹笋生ず(たけのこしょうず)5/15~5/19頃
たけのこが土から少し顔をのぞかせる

草木の緑、さわやかな風。晴れた日には景色がきらきら光る美しい季節。
大学生の頃、駅から校舎までの道にミミズがもじもじ歩いていたのを思い出します。

この季節にはトマトが旬を迎えます。トマトには、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンC、リコピンが豊富であり、内側からサビにくい身体作りに働きかけます。その他、塩分の排泄を助けるカリウム、整腸作用のある食物繊維が含まれています。美味しい上に身体に良いトマト。種類も豊富で、日本ではそれぞれのトマトの味わいをサラダで(生で)食べることが多いですね。
そんな親しみのあるトマトですが、中には食べると口がイガイガする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スギ花粉症の方はトマトでイガイガする可能性があります!

口腔アレルギー症候群(Oral Allergy Syndrome;OAS)はアレルギー反応を起こす食べ物を食べたときに、口の中がイガイガしたりのどが痒くなったりする疾患ですが、近年患者数が増えて注目されています。

その中でも、花粉症が発症に関連しているものは、花粉−食物アレルギー症候群(Pollen-Food Allergy Syndrome;PFAS)と呼ばれます。花粉症の方が特定の果物・野菜等を生で食べたとき、直後から数時間内にくちびるが腫れる・ピリピリする・口の中やのどがイガイガ痒い・耳や鼻が痒い・のどが絞まった感じがする、などの症状が表れる疾患です。症状が強い場合は、アナフィラキシーショックを起こすことがあり、注意が必要です。

これは、花粉のアレルギー成分と特定の野菜・果物に含まれる成分の構造が似ているために起こります。例えば、生のトマトはスギ花粉のアレルギー成分と良く似た形の成分を含んでいるため、スギ花粉症の方が生トマトを食べたとき、口の粘膜がスギ花粉と間違えて反応(交差反応)してしまって起こります。同じく、シラカバ花粉症の方はリンゴ・モモ・サクランボなどで起こり、ブタクサ花粉症の方はメロン・スイカ・セロリなどで起こります。
このように、ひとつの花粉で複数の食べ物に反応するのも花粉−食物アレルギー症候群の特徴です。

ただし、花粉症の方全員が反応するわけではなく、スギ花粉症の約10%、シラカバ花粉症の約20%程度の方が発症すると言われています。

花粉−食物アレルギー症候群(PFAS)の対策

●症状に心当たりがある方は、花粉・食物にアレルギーがあるかどうか、検査で確認してください。原因が分かれば、対策が立てやすくなります。

●もし症状が出たら、口をすすいで反応成分を洗い流してください。軽い場合は、速やかに治まります。症状が長時間続く場合、蕁麻疹などの全身症状が出てきた場合は医療機関を受診して下さい。

●全身症状が出たり、のどが絞まって息苦しくなるような強い症状が出る方は、原因の食物は避けてください。

●原因の花粉が飛散する時期に、発症したり症状が悪化したりします。花粉飛散時期には花粉対策を。

●原因の成分は加熱や消化酵素で簡単に壊れ、形が変わり、免疫が反応しなくなります。症状が出る食物は加熱調理(60~100℃)して少しずつ試してみて下さい。

花粉の飛散時期・種類・関連性のある食物一覧
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