麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

春分
昼と夜が同じ長さになる頃

雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)3/20~3/24頃
雀が巣を作り始める

桜始めて開く(さくらはじめてひらく)3/25~3/29頃
桜の花が咲き始める

雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)3/30~4/3頃
春雷が鳴り始める

いよいよ春満開。雨が降った後に『おなかいっぱいー!』とでも言いたげな桜が、一気に花開いたりします。雀も、桜も、雷も、やる気に満ち溢れた季節です。

年度末・年度初めのこの季節のように、やることが多くて頑張りすぎてしまったとき、私はよく片頭痛発作を起こします。小さい頃からの頭痛持ちで、忙しいとか、ここ一番!という大事な場面で、何度も痛い目にあってきました。

片頭痛は10~20代から症状が出始め、数週間から数ヶ月に一度程度で繰り返します。頭がズキズキと痛み、吐き気や嘔吐を伴うことも多く、日常の動作や光・音で症状が悪化するため、症状がピークに達するとほぼ動けなくなり、普通の生活が出来なくなります。痛みは片側だけとは限らず、両側のこめかみや頭全体が痛むこともあり、通常24-72時間続きます。

前兆を感じる方もいらっしゃいます。これは頭痛に先立って起こる特徴的な症状で、キラキラした光、ギザギザの光(閃輝暗点)が見えたり、まれに半身の脱力やしびれ感、言語障害などが出る場合もあります。通常は60分以内に前兆が終わり、その後頭痛が始まります。特徴的な経過ですので、片頭痛の診断に役立ちます。

比較的はっきりした症状である前兆とは別に、片頭痛持ちの方の多くが『来るかも!』という漠然とした予感を感じることがあり、予兆と呼ばれています。このタイミングで薬を飲むと症状がピークにならずに発作を終わらせることが出来ますので、治療に役立ちます。

片頭痛は、頭の中の太い血管が収縮し、次いで過度に拡張した結果、血管に炎症が起こり痛みを生じると言われていますが、病気のメカニズムが全て分かっている訳ではありません。女性が男性の4倍も多いので、女性ホルモンが影響していると考えられていたり、脳内物質(セロトニン)や脳神経(三叉神経)が関連しているとも言われています。血管の拡張や炎症で起こっていますので、脳のMRI・CT、血液検査で診断をつけることが出来ません。経過や症状が診断の手がかりとなり、それらをできるだけ正確に医師に伝えることが重要です。

お薬による治療

まずは発作時に薬(鎮痛剤、片頭痛薬)で痛みを鎮める治療をします。頭痛発作のなるべく早い時期(来るかも!の時)に内服すると症状を早く鎮めることができ、症状がピークに達してから飲むと薬が効きづらくなります。

ただし、連用すると鎮痛剤が原因の頭痛が出てくることがありますので注意が必要です。使用頻度は1ヵ月に10日以内が目安で、月に10日を超えて使用する場合や、症状があまりにも強い場合は予防内服を併用します。予防内服には専門的な診察が必要となりますので、頭痛外来の受診をお勧めします。

症状が出てしまったときにお薬と併用する対処方法

・静かで暗い場所で横になり、出来れば少し眠って下さい。
・カフェインは血管を収縮させる働きがあります。コーヒー、緑茶などを少し飲んでください。ただし、カフェインの過剰摂取は頭痛に繋がることがあります。飲みすぎ注意。
・アルコールや入浴は血管を更に拡張させる恐れがあり、発作中は避けたほうが無難です。

発作を起こしやすい条件

・空腹や脱水
・睡眠不足や寝すぎ
・過労、ストレス
・ポリフェノール(ワイン、チョコレート、チーズ)の摂りすぎ
・過剰な光刺激、音刺激
・アルコール
・月経周期
・気圧(高気圧、低気圧、気圧の変化)

慢性頭痛には片頭痛以外にも筋収縮性頭痛(肩こり頭痛)、群発頭痛、脳腫瘍、、、いろいろな原因があります。いつもの頭痛に紛れて脳腫瘍などの重大な病気に気づかない場合もあります。

慢性的な頭痛があるが一度も診察を受けたことが無い方や、いつもと違う頭痛の場合は受診をお勧めします。「年/月に何回症状があるか」「どんな時に頭痛が来るか」「頭痛が続く時間」「頭痛に伴う症状」「どんな薬を飲むと改善するか」などを詳しく医師に伝えて下さい。

お薬、日常生活の対処で片頭痛を上手にやり過ごしてください。
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